【2025】九九表の積を全部足してみた。

図形

あけましておめでとうございます。
金輪際ポコ次郎です。

ポコ次郎
ポコ次郎

今年の目標は長生きじゃ

ましゅまろ
ましゅまろ

今年の目標は
虫歯にならないこと

突然ですが問題です。

九九表の積(81こ)を
全部足したらいくつでしょう?

ポコ次郎
ポコ次郎

1の段〜9の段の答を
全部足すのじゃ!!

ましゅまろ
ましゅまろ

なにそれ超めんどい

本記事では、誰もが目にする九九表を、全部足したらいくつになるかを解説していきます。

おめでたい年明け記事ですので、晴れやかな気分でご覧ください。

ましゅまろ
ましゅまろ

それは読み手によるだろ

九九表の積、足してみた

①ガウスをリスペクト!

それぞれの段の和を考えます。

1の段
1+2+3+4+5+6+7+8+9

数学者ガウスは上のように考えたそうです。
ガウスをリスペクトすると、他の段も同じように考えられます。

2の段
2+4+6+8+10+12+14+16+18

3の段
3+6+9+12+15+18+21+24+27

ましゅまろ
ましゅまろ

うわぁ
でもめんどくさいね

これでも全ての段の和を求めるのは大変です。
しかし、次のように考えるとどうでしょうか。

1の段
(1+2+3+4+5+6+7+8+9)

2の段
2+4+6+8+10+12+14+16+18
(1+2+3+4+5+6+7+8+9)×2

3の段
3+6+9+12+15+18+21+24+27
(1+2+3+4+5+6+7+8+9)×3

4の段
4+8+12+16+20+24+28+32+36
(1+2+3+4+5+6+7+8+9)×4

・・・・・

9の段
9+18+27+36+45+54+63+72+81
(1+2+3+4+5+6+7+8+9)×9

1〜9の段の和
(1+2+3+4+5+6+7+8+9)×(1+2+3+4+5+6+7+8+9)
45×45
=2025

ましゅまろ
ましゅまろ

へー!すごい!
2025年になるね!

ポコ次郎
ポコ次郎

2025年ならではの
問題じゃのう

②100を見つけて!

次は九九表のおもしろさに目をつけて考えてみます。

九九表の四隅を足し算すると100になります。

1+9+9+81=100

ましゅまろ
ましゅまろ

へぇー、偶然

ちょっとずらして4つを足しても、

2+18+8+72=100
3+27+7+63=100

ましゅまろ
ましゅまろ

えーー!
すごい!なんでーー!

結んで正方形になる4点を結ぶと、これは必ず100になります。
80÷4点=20
つまり、100が20個できます。
中央の25が余りますので、九九表の和は、


100×20+25=2025

とわかります。

ましゅまろ
ましゅまろ

すごい…
九九表ってすごいよ…!

ポコ次郎
ポコ次郎

九九表の4点を結んで100に
なるのはおもしろいじゃろ

③立方数を伸ばす!

表を逆L字で区切ると、部分の和は

1、8、27、64…

と増えていきます。この数は立方数です。

つまり、9段目までは、

1×1×1+2×2×2+3×3×3+…9×9×9

と考えられます。

ましゅまろ
ましゅまろ

いやいや、計算大変
すぎるでしょ

ポコ次郎
ポコ次郎

立方数は、平面に伸ばすのじゃ!

立方体の中にある球を、平面に伸ばすと考えてみます。

1×1×1+2×2×2+3×3×3+4×4×4
(1+2+3+4)×(1+2+3+4)
=10×10
=100

ましゅまろ
ましゅまろ

なんだこの考え方は!

これを使うと、

1×1×1+2×2×2+3×3×3+…9×9×9
(1+2+3+4+5+6+7+8+9)×(1+2+3+4+5+6+7+8+9)
45×45
=2025

となりますね。

ましゅまろ
ましゅまろ

最初の式と同じだね

ポコ次郎
ポコ次郎

一つの問いにも、解き方は
たくさんあるのじゃよ!

今年は2025年。
45×45であり、九九表全てを足した数。
九九表の和の平均25が81個分でもあります。

いい年にしていきましょう。

それでは、ありがとうございました!

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