こんにちは、金輪際ポコ次郎です。
日本を世界一、算数好きな国にするために毎日頑張っています。
さて、円周率です。
あー知ってるよ
3.14やねん
いやいや
4なんじゃよ
ええ⁉︎
4はないでしょ!?
円周率は4やねん
円周率とは?
円周率とは割合です。
まず円があります。
この円が一周転がると、どこまで進むのか?
これは円が大きいほど遠くまで進めますね。
直径が1cmの円ならば、一周した時にちょうど3.14cm進みます。
直径が2cmならば6.28cm、直径が3cmならば9.42cmと、円が一周するときに進む距離は、ちょうど直径の3.14倍になります。
どれだけ円が大きくなっても、(円周の長さ)÷(直径)は必ず3.14になるわけです。
正確には、3.14159265358979・・・・・・・と、この数はきまりがなく無限に続いていきます。小数でも分数にも表すことのできない無理数といわれています。
人類は太古からこの円の魅力に取り憑かれ、円周率の正確な値を調べてきました。
うんうん、だからさ、
3.14やん?円周率って。
円周率は3か?
20年前の「ゆとり教育」では円周率を3で教えていたという報道がされました。
真偽はさておき、円周率が3であるかと聞かれると、偽です。
(周の長さ)÷(直径)=3
となる図形は正六角形です。
半径を1(直径は×2=2)としたときの周の長さは6なので、
(周の長さ)÷(直径)=3
そのため、円周率が3などというのはありえないのです。
もしも円周率が3ならば、車のタイヤは全て六角形になり、それはそれは揺れることでしょう。陸上トラックはカクカクに走りづらくなり、結婚指輪は5分つけていると指が痛くて離婚ということになりかねません。
円周率は4やねん
さて、ここから円周率が4であることの説明をしていきます。
だからさ!
円周率は3.14でしょ!
黙って聞くのじゃ!
ひどい…
円の半径をπとおきましょう。
そして、半径2cmの四分の一円を考えます。
直径は4cmなので、円周は4×π=4π
四分の一の弧の長さはちょうどπですね。
このπの長さを、直線で考えていきます。
まず、上の図で考えると、赤青の階段部分の長さはそれぞれ2cmずつになりますよね。この階段の長さの合計は4cmだとわかります。
でもさ、階段と
πの部分は違うよ?
この階段をπに
近づけていくのじゃ
上の図は、だいぶπの長さに近くなります。
しかしこれでも、階段部分は4cmですね。
あれれ?
無限まで近づけるのじゃ
見えないほどに細かく、縦と横の線を無限に刻んでいきます。
これでも、縦の長さは2cm、横の長さは2cm、合計で4cmになります。
つまり、無限の世界で考えると、π=4cm
円周率は4になるのです。
そ、そんな、
ありえへん…。
もちろんこれは
間違っておる
無限で考えると、どこかで
ふとおかしくなるのじゃ!
さて、今回は円周率が4になる理由を説明していきました。
本当は4ではないですが、なんだかちょっと納得してしまうような説得力がありましたね。
円周率の謎はまだまだ解明されていません。
あなたが、円周率を解く一人になるかもしれませんね。
それでは、ありがとうございました!
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