こんにちは、金輪際ポコ次郎です。
日本を世界一、算数好きな国にするために毎日頑張っています。
突然ですが、問題です。
5×⬜︎の積で、1〜10の整数を全て作りなさい。
今日も算数を楽しむのじゃ!
あれ?でもさ、
1〜4はできないよ
ほう
なぜそう思うのじゃ?
だって、5×⬜︎=1って、
答えが5より小さくなってるよ
なるほど、かけ算で答えが
小さくなることはないのかのう
この記事では、かけ算の答えを小さくする方法を解説していきます。算数が苦手な人、かけ算が難しいと感じている人でも楽しめる内容となっておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
5×⬜︎=1〜10の整数を作る
簡単にできそうなのは?
これから、以下の式に当てはまる⬜︎を探していきます。
5×⬜︎=1 5×⬜︎=2
5×⬜︎=3 5×⬜︎=4
5×⬜︎=5 5×⬜︎=6
5×⬜︎=7 5×⬜︎=8
5×⬜︎=9 5×⬜︎=10
まずは簡単にできるものを
見つけよう。
おっけー
5と10は簡単だ!
ほうほう
なぜそう思うのじゃ?
5×1=5
5×2=10だもん
かけ算の答えを積といいます。積が5と10のときは、九九を知っていれば簡単に求められそうですね。
6〜9の作り方
次に6〜9を求めてみましょう。
5×⬜︎=6
⬜︎に入る数は何でしょうか。
そんなものないよ
いや、あるわい
⬜︎に1を入れると5で、
⬜︎に2を入れると10だよ!?
まさか…
小数…か?
・・・・・・・。
くそおおおおおおおお
5×⬜︎=6になるには、⬜︎が1と2の間になりそうです。
↑めちゃくちゃわかりやすい図
このような⬜︎を出す方法は、わり算です。
かけ算なのにわり算!?
5×⬜︎=6
ならば
6÷5=⬜︎
あとは計算をしてみましょう。
6÷5=1.2
⬜︎に入る数は1.2だとわかります。
同じようにやれば
7〜9もできそう!
7÷5=1.4
8÷5=1.6
9÷5=1.8
なので、
5×1=5
5×1.2=6
5×1.4=7
5×1.6=8
5×1.8=9
5×2=10
とわかりました!
あれ?なんか、
これ、きまりがあるよ?
なんじゃ
きまりとは?
こうやってみると、
かける数が0.2ずつ増えているよ!
恐ろしい子じゃ…。
積とかける数にはきまりがあることが見えてきましたね。
1〜4の作り方
では、1〜4はどのように作るでしょうか。
①わり算で求める。
1÷5=0.2
2÷5=0.4
3÷5=0.6
4÷5=0.8
そのため、
5×0.2=1
5×0.4=2
5×0.6=3
5×0.8=4
②きまりを活用して求める
上のきまりをつかえば、もっと小さくすることもできます。
5×1=5から、かける数を0.2減らせば、答えは4になります。
0.2ずつ減らしていけば
答えも1〜4にできるね!
計算問題の解き方も、
計算だけとは限らないのじゃ!
まとめ
今回は5×⬜︎の積を1〜10にする方法の例を解説しました。
①わり算で考える方法
②きまりを見つけて考える方法
他にも考え方は無数にあると思います。
算数は、答えは一つと言われますが、そこに辿り着くための道はたくさんあります。ときには寄り道もしつつ、算数をたのしんでいきましょう。
それでは、ありがとうございました!
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